2011/03/01(火)大作商事株式会社 輸入・販売の小径タイヤの折りたたみ自転車a-bike(初期型)の主要フレーム破断

a-bikeの輸入・総代理店 大作商事株式会社に送ったメール
broken_a-bike.JPG


大作商事a-bike担当様
藤若亜子です

御社より購入したa-bikeを所有する藤若亜子と申します。シリアルナンバーは*******です
a-bikeに乗っておりましたところ、致命的と思われる重要な部位が破損しましたので、ご報告のためメールをさせていただきました。御社にとって調査なさるのが良いと思われる事項なので、破損パーツを送付させていただくなどのご相談をさせていただきたいと思っております。

<略>

今回私の保有していますa-bikeについて、後輪や駆動系システムを収める樹脂製Boxの後部が割れ、主フレームパイプから脱落する状態に破損しました。平地の舗装路をごく普通に走行している最中に、いきなり駆動部が後ろへ抜け、車体全体が下に沈みましたが、幸い速度が出ていなかったこともあって、怪我には至りませんでした。<略>

あらためてマニュアル確認させていただきましたが、御社は、この部位の破損の重大な危険性についてユーザに何ら告知されていませんし、この部位の点検の方法もメンテナンスの必要性も一切説明なさっていないと思います。従って、この部位の破損によって乗員に怪我があった場合にはPL法にも抵触しうる内容です。これらの状況は、何らかの対策がなされるか、ないしは国民生活センターなどの公的機関の手などによってユーザが情報共有しなければ、ユーザの生命に危害が及ぶ可能性が極めて高く、同時に御社にとっても深刻な事態と思われました。そこでまずなにより責任当事者である御社にまずご相談しようと考えた次第です。

破壊部位について添付の写真で示していますが、若干の補足説明をします。車体後部の黒い樹脂部分が大きく欠けています。写真では樹脂パーツは主フレームのアルミパイプとの場所に収まっていますが、なんら固定・接合されているわけではありません。横に回収できた破片を置いていますが、事故時刻が夜間だったこともあり回収できなかった部位もあります。

これらの部位はトラブル前に何かにぶつけたりしたことはありません。(頻繁なパンクに懲りたこともあり、)凹凸の激しい道路(例えば踏切など)は降車して通りますので、過剰な衝撃や振動を与えてはいません。わたくしの体重は現在○○kgで過荷重ということはありません。多くのパーツを交換してきていますが、改造はしておらず、通常の使用をしてきました。

もしも御社がこの事故について調査するようでしたら、ご協力したいと思います。調査に現物が必要ということであれば、ご指示ください。

<略>

以上よろしくご対応ください。
藤若亜子

メールした翌朝には、サポート部門の役職にある人から電話がかかってきた。しっかり調査したいので、本体の送付を私に依頼する内容だった。私のメールがかなり厳しい口調だったので(上の引用では不穏当な部分を省略している)、当初はクレーマーかと恐れていらっしゃった節もあるが、こちらからのお願い(要求)は「調査してユーザにその情報が共有されること」だけであることを伝えたところ、意図は伝わった様子だった。非常に丁寧な応対であり、また何より真摯にこの破損問題について取り組もうという姿勢が感じられた。

その週末に早速破損したa-bike本体をお送りして、破損について調査いただいた。以後、情況に進展がある度に丁寧な電話報告を頂戴した。日本の代理店である大作商事で調査したところ、今までに無い破損事例であり、また破損原因がこれということは分からないとのことだった。そして英国の開発元でも調査したいとらしく、開発元に転送されることになった。開発元でも、世界中に出荷した中で全く類例のない破損であるとのことだった。

結局、代理店と開発元で調査しても、「○○だから、破損した」という因果関係のようなものを見出すことはできなかったが、このような破損が、正常使用していても起こりうるという認識に至ったようだ。そして今後の対応としては、マニュアルにこの破損リスクに対応できるような注意を何か加えるような方向で検討するということだった。

最終的には、私が望んだように、この危険な破損可能性について何らかの情報共有がなされるということであるし、また私に黙っていて欲しいという雰囲気でもなさそうだ。そこで、マニュアル修正に先んじて、先にリスク情報だけでも共有してよかろうと判断して、ここに公開する次第だ。

(その破損したa-bikeは、開発元に行ったきりなので、大作商事さんのご好意で、新しいa-bike plusを送っていただいた。私が毎日乗ると言うので、約半年おきの検査・メンテナンスをご提案くださった。折角そういう話ならば、徒に改造などせずに手入れだけしっかりして乗り続けてみようと思っている)

2011/02/21(月)日本タイガー電器株式会社販売の小径タイヤの折りたたみ自転車a-bicycleの主要フレーム破断

国民生活センターへ送った文面
日本タイガー電器株式会社が販売するのa-bicycle 8インチ版に乗っていたところ、乗員の安全性に直接関わるだろう重要な部位が破損しました。幸い破壊の瞬間は降車動作中だったため怪我には至りませんでしたが、もし走行中にこの部位が同様に破損すれば極めて危険と考えられるため、情報提供させていただきます。

当該a-bicycleは、オークションで本年1月24日に買ったものです。エアタイヤであることなど細かい仕様から販売された時期は1~2年前だと推測されますが、タイヤに摩耗が全く無い等、ほとんど走行の形跡がなく、非常に綺麗な状態でした。入手してから各部のネジの緩みがないことのチェックと、ホイールを外してタイヤとチューブの劣化のないことチェックをして、空気圧を調整してから乗り始めました。

破損したのは、1月28日で、入手してからの走行距離は10km程度です。破損が起きた場所はJR吹田駅前の歩道上で、JRに乗車するため降車した時でした。それまで平坦な舗装路をごく普通に走ってきていて降車したのですが、足が着地すると同時に車体がフニャリとあり得ない体裁で崩れ落ちました。降車動作において、右足をあげ、左足のみが左ペダルに全体重がかかる時に、車体フレームには強い負荷がかかりますが、その負荷で破損したものと推測しています。破損様態は、A型フレームの水平バーの真ん中にある、樹脂製連結部が割れて破断していたしました。破損部位について http://twitpic.com/3xktup に写真で示しています。わたくしの体重は現在○○kgで過荷重ということはありません。通常の使用をしてきました。

a-bicycleのマニュアルには、この部位の破損の重大な危険性について何ら告知されていませんし、この部位の点検の方法もメンテナンスの必要性も一切説明されていません。従って、走行中にこの破断が起こるなどして乗員に怪我があれば、PL法にも抵触しうる内容です。これらの状況は、何らかの対策がなされることが望まれますが、本内容を販売元にメール連絡しましたが全く反応いただけず無視されました。

これらのことから、この事例情報を将来の事故回避に繋げるには、貴センターなどの発表などによってユーザが情報共有されるなどしなければならないと考えました。よろしくご対応をお願いします。
国民生活センターの反応
       情報をご提供いただきありがとうございました。
       後ほど、受領した旨の電子メールをお送りします。

       国民生活センター 消費者トラブルメール箱 担当
                     t_box@kokusen.go.jp
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